ストレスに潰されそうになったら…⑧穂高養生園に行こう(前)
こんにちは、桜子です。
これまで7回に渡って、ストレスからの回復方法を書いてきました。
今回はその最終段階とも言うべき、リトリートです。
去年、自律神経失調でつらい時期を過ごしましたが、その間決めていたことがあります。
それが、社会復帰するまでに元気になったら、穂高養生園へ行くこと。
数年前にやっぱり仕事で疲弊した時、色々調べて行ったのが最初でした。
その時の経験から、絶対に養生園に行けば元気になれると確信していたからです。
実際、行って大正解でした。
前回の「旅で命の洗濯」の上高地とセットで行ってきました。
穂高養生園って何?
そんな疑問に答えるべく、全力で紹介したいと思います!
穂高養生園って?
穂高養生園 は、長野県安曇野市穂高にある、ホリスティックリトリート施設です。
すごーく簡単に言ってしまえば、「オシャレな湯治宿」でしょうか。
「体に優しい食事・ヨーガや散歩などの適度な運動・心身の深いリラックス」の3つのアプローチにより、誰にでも本来そなわっている自然治癒力を高めることを目的とした宿泊施設です。信州・穂高の豊かな自然の中、自分自身をケアする特別な時間をお過ごしください。
(穂高養生園 公式サイトより引用)
「リトリート」という言葉を、よく耳にするようになりました。
忙しい日常生活から離れて、自分のためだけの時間を過ごし、心身を癒すという意味で使われています。
安曇野の自然の中でのリトリート、全力でおススメします!
穂高養生園がおすすめの理由
ネットで検索するだけでも、関東近郊にリトリート施設は複数あります。
・茨城県の「天馬夢」
・神奈川県の「ご縁の社」
・山梨県の「保健農園ホテル フフ山梨」…。
他にもまだまだありますよね。
それでも私が、長野まで足を延ばして「穂高養生園」に行く理由。
他と比べて、宿泊費がリーズナブルだから。
定期的に開催されるワークショップに参加するのでなければ、1泊12,000円からでOK。
ちょっと良いシティホテルに泊まるのと、それほど変わりません。
他の宿・施設だと、1泊2万近いところもザラにあります。
女性が好むオシャレ&ホテルライクなつくりで、優雅にリトリートできそうなところが多いですね。
とはいえ、いくら自身の健康のためでも、高額の出費は、純粋に懐へのダメージが大きい…。
というわけで、費用と実益のバランスからも、穂高養生園はおすすめなんです。
リーズナブルだと、安かろう悪かろうなんじゃないの?
もっともな疑問です。
でも自信をもって答えます。そんなことはありません!
豪華ではありません。
リゾートでもありません。
一言でいうなら、穂高養生園は「とても温かくて、居心地がいい」ところ。
それはリピーターの多さからも伺えます。
私が滞在した時も、毎年来てる、年に数回来ている、という方が何人もいました。
穂高養生園の過ごし方は、「自分がしたいことをする」
毎朝、森林散歩とヨガが日替わりで開催されます。
週末の夜には、瞑想やヨガが開催されることも。
これらは予約制でも、強制参加ではありません。
自由参加なので参加したければすればいいし、部屋で寝ていても構いません。
好きなようにして、誰にも咎められません。
このゆる〜い方針が、疲れた心身にはとても嬉しいんです。
また別料金・予約制ですが、セラピーメニューや、ハーバルサウナ(毎週水曜・2020年は休止)もあります。
受けた方は皆さん大満足の様子なので、腕の良い方が施術していると思われます。
ワークショップでなければ、食事以外に決められたプログラムはありません。
どうぞ好きなように過ごしてください。
お散歩MAPが各部屋に用意されているので、日中は好きなルートの散歩に行くのも良し。
離れたところにある「木と人カフェ」でお茶を飲んだり、ヨガをしてもOK。
温泉を引いているので、昼間からゆっくりお湯につかる贅沢も捨てがたいです。
各宿泊棟にウッドデッキがあるので、そこでお昼寝なんていうのもアリです。
奮発してセラピーを受けて、じっくり癒すのもいいですね。
他の宿泊者の方の迷惑にならなければ、ただただ、自然の中で心の向くままに過ごすのが、穂高養生園の「正解」です。
とても単純そうに思えて、日常では難しい過ごし方です。
日を追うごとに、身も心も健康になっていくのがわかります。
養生園での時間は、頑張った自分へのご褒美タイムです。
食事が最高に美味しい!
初めて泊まった時は、近くにお店もないしお昼はどうしよう…と不安でした。
が、まったく問題なし。
玄米とお汁はおかわりOKで、私は普段小食なのに、必ずおかわりしてしまうほど。
空腹に苦しんだことは一度もありません。
保険で持っていったカロリーメイトは、完全に余計な荷物でした(笑)
私的に、穂高養生園の最大の魅力だと思っているのが、食事です。
穂高養生園に泊まる理由の、5割を占めていると言っても過言ではありません。
「穂高養生園の週末ごはん」というレシピ本も発売されています。
マクロビオテックをベースとした玄米菜食のお食事。朝食は10時半、夕食は17時半からの一日二食。養生園の自然菜園や地元の農家さんの畑でとれた新鮮野菜を丸ごと使った食事は身体を内側からきれいにして自然治癒力を高めます。
(穂高養生園 公式サイトより引用)
肉・魚・卵・乳製品を、一切使っていません。
なのにものすごく美味しいんです!!
体の隅々にまで染み渡ります。
野菜だけでこんなに美味しいものが作れるなんて…! 感動必至です。
調理スタッフの方が、何時間もかけて丁寧に作ったお料理の数々。
小鉢に至るまで、毎日違う品が用意されます。
毎回、スタッフの方が一品ずつ説明もしてくれます。
食べるほどに、体の中がキレイになるのがわかります。
そしてもちろん、目にも美しい。
宿泊者がみんな、「わーっキレイ!」と声を上げてしまうほど。
体の中がキレイになると、自然と心も元気になります。
以前、ストレスにはおいしいものを食べるのが効果的、と書きました。
今まで、あちこちに旅行しました。
生きてきただけ食事もしました。
その中で、本当に心と体が喜ぶ食事だと実感したのは、穂高養生園の食事でした。
自分が使った食器は自分で洗うのがルールですが、こんな美味しい食事をいただけるんです。
食器くらい、鼻歌を歌いながら洗っちゃいますよ!
前半まとめ
自分のためだけに過ごすって、なかなか難しいこと。
手間ひまかけた食事を用意するのだって、大変です。
それらが全て叶うのが、穂高養生園。
安曇野にある「穂高養生園」、日常に疲れた時は本当におすすめです。
自然の中に流れる穏やかな時間が、確実に心身を癒してくれますよ!
次回は後半。
穂高養生園について、もう少し詳しく書いていきます。
それでは♪