【イマイチ】宗家 源吉兆庵 羊羹「春響」
こんにちは、桜子です。
この時期は桜のスイーツが多く、ワクワクしますね!
どのパティスリーも趣向を凝らしていて、見るだけで幸せです…。
特に和菓子は、桜の奥ゆかしい雅な雰囲気とベストマッチ!
おもたせにしても喜ばれます。
でも人様に贈るものは、失敗したくありませんよね。
そこで今回は、逆におすすめしないお菓子をご紹介します。
私が出会ってしまった、ちょっと残念な羊羹。
宗家 源吉兆庵の季節菓子、「春響」です。
桜をモチーフにした羊羹です。
断面はとても可愛らしいのですが、総合的に辛い点をつけざるを得ません。
宗家 源吉兆庵とは
1947年創業の和菓子店です。
関東でも主要なデパートでよく見かけますね。
季節ならではの和菓子を、世界にも広めています。
2019年10月に銀座本店では、カフェレストラン「K. MINAMOTO」もオープンしました。
こちらは和菓子ではなく、洋食・洋菓子がメインになっています。
私はまだ行っていませんが、食べログの評価もなかなかのようです。
宗家 源吉兆庵「春響」
1.販売期間・日保ち
販売期間は2月中旬~4月上旬。
日保ちは30日です。
和菓子は日保ちするものが多いので、贈答用には嬉しいですね。
2.パッケージが美しい
紫~濃いピンクのグラデーション地に、桜を散らした美しい箱です。
エレガントな大人の女性にも好まれそうです。
3.宗家 源吉兆庵「春響」成分
砂糖(国内製造)、小豆、水あめ、いんげん豆、寒天、卵白(卵を含む)、着色料(赤3、赤106)
が原材料です。
おや?
なんてことでしょう、桜花も桜葉も使われていません!
これは大きなマイナスポイントです。
4.開封、切ってみると…
可愛らしいピンク色の桜と、花びらが姿を現しました!
この桜の部分、東雲羹というそうです。
金太郎飴のように、どこで切っても桜が楽しめる作りになっています。
丸く白っぽい色のは、アクセントの手芒かのこ豆(白いんげん豆の一種)です。
この手芒かのこ豆以外は、こしあんの羊羹ですね。
5.気になるお味は
…微妙です。
小豆の香りに乏しいというか、全体的に味が薄いです。
ところどころに入っている手芒かのこ豆が、食感のアクセントになっています。
でも他に特筆すべき点もなく、羊羹としては少々残念な仕上がりです。
一切れを食べきるのがやっと。
話は逸れますが、高田郁 著「銀二貫」を読んで以来、羊羹に思い入れが強くなっている桜子です。
なので期待値に達しない羊羹だと、かなり点が辛くなるので、悪しからず(汗)
6.価格
・小サイズ:1,080円(税込)
・大サイズ:2,160円(税込)
です。
小サイズの実寸は、9.5cm×6.5cm×4cmでした。
こんな方におすすめ
原材料に桜が使われていないので、「桜の味は嫌いだけど、春っぽい羊羹を探している」という方には良いかもしれません。
こんな方には向かないかも
・桜の羊羹なのに、桜を使っていないのが許せない
・羊羹にはこだわりがある
・小豆を味わいたい
こんな方は、購入を控えたほうが良いですね。
宗家 源吉兆庵「春響」はどこで買える?
全国に店舗があります。
百貨店にも入っています。
また公式オンラインショップでも購入できます。
(商品税込9,200円以上で送料無料です)
まとめ
「春響」は、羊羹としてはイマイチというのが正直な感想です。
薄味の餡なので味わいも深みに欠け、満足度は低め。
贈答用には避けたほうが無難ですね。
でも宗家 源吉兆庵には、ほかにも色々な和菓子が揃っています。
特に「桜花しぐれ」はオススメですよ!
それでは♪