桜とたびびと

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ストレスに潰されそうになったら…⑧穂高養生園に行こう(後)

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こんにちは、桜子です。

 

今回は「穂高養生園に行こう(前)」の続き、後半です。

前半では穂高養生園での過ごし方、食事にフォーカスしました。

 

sakurakoblog.hatenablog.com

 

後半ではもう少し詳しく、穂高養生園について書いていきます。

興味はあるけど、自分に向いているのかな? と思う方。

穂高養生園がおすすめできない人」

の項目に当てはまるか、チェックしてみてください。

 

リトリートは休息し、自分を癒すこと。

普通の旅行のように、賑やかに楽しく過ごすのが目的なら、向いていないと言えるでしょう。

 

ちょっと疲れた時、日常から離れてボーっとしたい時。

病み上がりで養生したい時。

そんな時の選択肢に、穂高養生園を入れてみてください。

 

 

魅力的なワークショップがたくさん! 

穂高養生園では、年間を通じていろいろなワークショップが開催されています。

宿泊+食事+プログラムの、パックツアーのような感じですね。

 

・新棟でのみ開催される、食養生

・専門の講師の指導で、伝統的ヨーガ

・自然酵母パン教室

・サイレントデトックス

などなど。

2019年は28のワークショップが開催されました。

費用はワークショップによって異なるので、公式サイトで要確認です。

 

私が参加したことがあるのは、食養生ですね。

これは通常の宿泊費と変わりません。

特にレッスンがあるわけではなく、より健康に配慮した食事が提供されるものです。

通常より油、調味料、小麦粉を控えて調理されるのですが…これが全く違和感なく、本当に美味しいです!

一発で養生園のファンになりました(笑)

 

 

安曇野の自然に癒される

穂高養生園は街から離れた山にあるので、周囲に民家はあまりありません。

少し歩けば、森の中です。

 

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養生園周辺の森林散歩コース

 

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スマホを向けても全然逃げないおサルたち

 

猿もよく見かけます。

 

森林散歩のコースによっては、こんな澄んだ川辺を散策することも!

 

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穂高駅まで行けば、有名な大王わさび農園に行く周遊バスもあります。

駅前にはレンタサイクルもあるので、サイクリングも気持ちがいいですよ。

 

私が行ったのは2回とも秋だったので、次回は春に行ってみたいです。

 

 

両方とも泊まってみたい宿泊棟

穂高養生園には、本館の里の家」と、「新棟」と、「森の家」があります。

 

ワークショップと関係なく宿泊できるのは、里の家と新棟です。

森の家は離れた所に建っていて、特定のワークショップ以外では宿泊できません。

 

私が泊まったのは、里の家と新棟です。

それぞれ違った魅力があって、どちらもおススメです!

 

1.里の家

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「里の家」 穂高養生園公式サイトより引用

前からある本館で、山小屋風のペンションみたいな建物です。

冬の休館期間に改装をしているので、古臭さはありません。

田舎の家に帰ったような、ほっと落ち着く空間です。

 

ウッドデッキと暖炉があるロビーは、ヨガスペースや食事会場にもなります。

日中は解放されているので、ごろごろしてもOK

私は雨の日に、自由に使える座椅子とブランケットで、窓辺で読書をしていました。

 

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宿泊したのは2人部屋。こちらが私のベッド。

 

部屋はベッドと、サイドテーブル?カウンター?の、シンプルな造り。

新棟よりも部屋は広めですね。

 

温泉を引いている浴場は新棟よりも広くて、気持ちいいですよ!

 

2.新棟

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新棟の庭より撮影

 

2016年にできた別館です。

全体が明るい色調で、オシャレな建物です。

写真左手が個室、右手が食堂スペース。

庭に面した窓も大きくて、日差しがたっぷり明るいです。

オープンキッチンでは、午後の早い時間から夕食の支度をしているのが見えますよ。

 

里の家と大きく違うのは、

・食堂がテーブル&椅子(里の家は座卓スタイル)

・お風呂が敷地内の別棟

・朝食に天然酵母パンが出る日もある

ですね。

 

お風呂は里の家と比べると小さめ、2~3人サイズです。夜は予約制です。

脱衣場は新棟のほうが広いかな?

 

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森の小人の家のような、可愛い造りです

お部屋も、2人部屋は少々手狭。

写っていませんが、左手前にもう1台ベッドがありました。

もとは1人用個室を想定して造ったところを、急遽2人部屋に変更したそうです。

 

各部屋に小さなテラスのようなウッドデッキがついていて、そこから眺める庭も素敵ですよ。

 写真左奥のガラス戸から出られます。

 

 

どれくらいの滞在がおすすめ?

里の家は1泊から宿泊できますが、最低でも2泊をおすすめします。

(新棟は2泊~の宿泊です)

 

2泊すると、3日目、色々背負いこんでいたものが消えて、体が軽くなったのを実感できるんです。

1泊だと短すぎて、リトリートの効果が感じられないまま帰ることになりかねません。

せっかく養生園に来て、これはすごくもったいない!

 

私としては、できれば3泊したいところです。

 

里の家は長期の宿泊も受け付けているので、湯治として逗留することも可能ですよ。

 

 

穂高養生園は、ストレスを抱えている時こそ行くべき

リフレッシュしたい時、悩んでいる時。

そういう時こそ、養生園に行ってみてください。

リトリートすることで、気持ちよくリラックスできます。

 

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「木と人カフェ」 こちらもセルフサービスです

里の家から20分程歩いたところにある「木と人カフェ」の2階では、自由にヨガもできます。

 

実は、これまで書いてきたストレス回復方法7つのうち、ほとんどが養生園で叶います。

①何もしないで休む

②おいしいものを食べる

③散歩、ヨガをする

④アロマでリラックスする

⑤映画を見る

⑥植物で癒される

⑦旅に出る

穂高養生園でできないのは、⑤の映画くらいです。

穂高養生園にはテレビがありません)

 

ストレスのデトックス、気分の切り替え。

私は就職が決まってから、復帰するための最終メンテナンスができました。

 

 

穂高養生園がおすすめできない人

残念ながら、穂高養生園がおすすめできない人もいます。

・テレビがないと生きていけない人

・好き嫌いの多い人

・宵っ張り、または遅くまで賑やかに楽しみたい人

・愛煙家の人

・毎日お酒を飲む人

・ホテルと同じように過ごしたい人

 

穂高養生園にはテレビがありませんし、禁煙・禁酒です。

前半で書いたとおり、食事はマクロビオティックの玄米食なので、苦手な人もいるでしょう。

夜10時には消灯で、夜ふかしもできません。

使った食器を洗う、シーツや枕カバーを外すなど、セルフサービスがルールです。

 

上に当てはまる方は、穂高養生園のスタイルは向かないでしょう。

 

 

穂高養生園へのアクセス

無料駐車場があるし、車で行くのが一番のアクセス方法です。

私はペーパードライバーなので、穂高駅からバスで行きました。

バスは「安曇野周遊バス・西回り」と「中房温泉行き定期バス」の2路線があります。

どちらも最寄りのバス停は「有明山神社」で、そこから徒歩5分くらいです。

 

ただしバスは本数が少ない上、運行されない日もあるので、要事前確認です!

 

また期間限定・新棟に1人で宿泊する人限定ですが、養生園のスタッフが有明駅から送迎してくれる「プライベートリトリート」もあります。

条件に当てはまれば、こちらを利用するのが便利ですね。

 

 

後半まとめ

2回に分けてご紹介した穂高養生園、いかがでしたか?

 

穂高養生園は、スタッフの方の温かさも魅力のひとつ。

決して押し付けがましくなく、程よい距離感で温かく接してくれます。

それが心にきくんです。

 

ちょっと日常に疲れたな、という方も。

かなりのストレスを感じている方も。

穂高養生園のスタイルに合いそうであれば、ぜひ滞在してみてください。

リトリートすることで、帰る頃には、とても身軽になっていますよ!

 

なお2020年は、新型コロナの影響で6月18日まで開園が延期されています。

ご注意ください!

 

それでは♪